ほとんどの子供がそうだと思うのですが

ゲームには特別なお見入れがあります。僕が子供の頃によく遊んだゲームと言えば、『ポケットメイト』という、ポケットサイズのゲームがありまして、これを集めてよく友達と遊んだものです。僕の記憶だと、初期の『ポケットメイト』の種類はは全部で二十種類前後あったのではないでしょうか。価格は確か四百円か五百円でしたか。それほど高い値段ではありませんが、当時の僕にはあまり買いそろえられる価格ではなかったですね。ちょっとその種類を見ていきましょうか。まず、『野球ゲーム』から。小さな銀色の玉を弾いて、入った穴によってヒット、アウト、ホームランが決まるパチンコタイプのゲームですね。アーケードの子供向けゲームにもこのようなものがありますね。ヒットになると打ち出した玉がそのままランナーとなって塁を回るという仕組みです。当時としては本当に画期的なゲームでしたね。つぎに『ゴルフゲーム』。四枚か五枚のパーツをつなぎ合わせて、何通りものコースが作れるという画期的なものでした。これはこのシリーズではベストセラーだったのではないでしょうか。実は僕が初めてこのゲームのシリーズを買ったのが、この『ゴルフゲーム』だったのです。もう、散々遊びました。『将棋ゲーム』もけっこうメジャーでしたね。この頃、僕たちの間でやたらに将棋や囲碁、オセロといったゲームが流行っていまして、みんなよくやっていました。そんな時、この『将棋ゲーム』があれば、公園などにもっていって気軽に将棋を楽しむ事ができたのですね。いやあ、懐かしいです。もちろん、『ポケットメイト』シリーズにはまだまだたくさんのゲームがありました。『ダービーゲーム』『レーシングゲーム』『サッカーゲーム』『アレンジボール』『ラッキーボール』『ラブラブゲーム』『スロットマシン』『ブローダート』『ビートップゲーム』『バスケットゲーム』『ソリテア』『スキャンダルゲーム』『人生占い』『バランス相撲』……。まあ、僕はそのすべてで遊んだわけではありませんが、だいたいこんなものがあったように記憶しています。
忘れもしません、僕が二十四歳の頃です。当時、僕たちの仲間は、暇さえあればフィリピンバーへ行っていました。今、僕の仕事仲間たちはキャバクラへ行くのが趣味みたいになっている人たちがいますが、当時の僕たちは、まさにそんな感じだったのでしょう。

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